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2024.10.28

拡大床の費用はどのくらい?

拡大床は床矯正で使用する装置で、顎骨を広げて歯並びを整える際に用いられます。しかし、お子さまに治療を受けさせたくても、費用が不安で治療を躊躇することもあるのではないでしょうか。

本コラムでは、拡大床治療全体の費用や治療費用の負担を軽減する方法について解説いたします。

拡大床の費用とそのほかにかかる費用

拡大床装置の費用相場は200,000〜400,000円程度です。なお、拡大床矯正治療の際は、装置本体のほかにも費用がかかります。

以下は、拡大床装置の作成以外にかかる主な費用例です。

  • •初回カウンセリング料(無料)

    •歯並びの精密検査料(20000円)

    •装置の調整料(2,000円~5,000円)

    •後戻りを防ぐための保定装置料(10,000〜30,000円)

料金は歯科医院ごとに設定されており、矯正治療の内容によっても変動するため、費用の詳細についてお気軽にお尋ねください。

以下の症例については保険適用となります。治療前に歯科医師に確認しましょう。

  • •厚生労働大臣が定める疾患が原因の咬合異常

    •前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因する咬合異常

    •手術を必要とする顎変形症

上記症例以外の矯正治療については、保険適用の対象外となるのでご注意ください。

拡大床の費用負担を抑える支払い方法

矯正治療の費用は基本的に自費診療のため、高額になりがちです。しかし、ローンや医療費控除を利用することで、費用負担を抑えられる場合があります。

医療費控除とは、矯正治療の費用や通院のための交通費などが、所得から差し引かれ控除される制度です。1年間に支払った医療費が10万円を超える場合に適用され、確定申告を行えば所得税を軽減できます。

料金設定や支払い方法は歯科医院ごとに異なります。条件や支払い方法を確認し、デンタルローンや医療費控除を対応している歯科医院を選びましょう。当院では便利なデンタルローンを利用可能です。月々の支払い負担を軽減しつつ、小児矯正をご希望の際はぜひ当院へお越しください。

<患者さんからよくいただく質問>
Q.1 拡大床のメリットはなんですか?
A.1 拡大床は歯の裏側に装着するため、治療中でも目立ちません。また、取り外しが自由に行える点や顎骨の拡大によって歯並びを整えるので極力抜歯をせずに治療できる点がメリットです。
Q.2 拡大床のデメリットはなんですか?
A.2 拡大床では対応できない症例があり、ほかの矯正方法と併用する場合があります。装着時間が短いと治療期間が長引く恐れがあるため注意が必要です。拡大床を破損すると再作成のため追加で費用が発生する場合があります。
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