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インプラント治療の流れとステップ

インプラント治療の流れとステップ

歯を失った場合、そのままにしておくと噛み合わせや口元の見た目に影響が出るだけでなく、周りの歯や顎の骨にも負担がかかります。そんな時に選ばれる治療法のひとつが「インプラント治療」です。インプラントは、失った歯を人工の歯根で補う方法で、自然な見た目や機能を取り戻すことができるため、多くの方に選ばれています。では、インプラント治療はどのような流れで行われるのでしょうか?その基本的なステップについて、分かりやすくご説明します。

1. 初回の診察とカウンセリング

インプラント治療を始める前に、まずは歯科医師による診察とカウンセリングを受ける必要があります。この段階では、歯が抜けた原因や現在の口腔内の状態をチェックし、インプラント治療が適応可能かどうかを判断します。CTスキャンやレントゲン撮影を行い、顎の骨の状態やインプラントを埋めるための十分な骨量があるかを確認します。

また、治療に関する不安や疑問があれば、この段階でしっかりと相談しましょう。インプラント治療の流れ、期間、費用についても詳細に説明を受けることができます。

2. インプラント手術前の準備

インプラント治療を行うためには、口腔内の衛生状態が非常に重要です。そのため、治療前に虫歯や歯周病などの口内の問題を治療しておく必要があります。また、インプラントがしっかりと定着するためには、顎の骨が健康であることが大切です。骨の状態によっては、骨を再生させる手術(骨造成)が必要になることもあります。

治療にあたっては、麻酔を使用するので、痛みを感じることはほとんどありませんが、不安な場合は鎮静剤を使用して、リラックスした状態で手術を受けることもできます。

3. インプラントの埋入手術

インプラント治療の最初のステップが、人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込む手術です。この手術は、通常1回または2回に分けて行われます。まず、歯茎を切開して顎の骨を露出させ、そこにインプラント体を丁寧に埋め込みます。インプラントはチタンなどの生体親和性の高い金属で作られており、顎の骨と結びつきやすい特性があります。

手術は一般的に30分から1時間程度で終了しますが、骨の状態によっては、手術が複数回にわたることもあります。インプラントが埋め込まれた後は、歯茎を縫合して治療が終了します。手術後には少し腫れや痛みを感じることがありますが、痛み止めを処方されるため、ほとんどの方は安静に過ごすことで回復します。

4. インプラントと骨の結合(オステオインテグレーション)

インプラントが顎の骨に埋め込まれた後、人工歯根が骨としっかりと結びつくまでに、数ヶ月の時間がかかります。この過程を「オステオインテグレーション」と呼びます。インプラントと骨がしっかり結合することで、人工歯根が安定し、実際に歯を支えることができるようになります。この期間は通常3〜6ヶ月程度です。

オステオインテグレーションが完了すると、次のステップに進むことができます。

5. アバットメントの装着

インプラントが骨に定着した後、次に行うのは「アバットメント」と呼ばれる部品をインプラントに取り付ける作業です。アバットメントは、インプラントと人工の歯(クラウン)をつなげる役割を果たします。これにより、インプラントは人工歯をしっかり支えることができます。

この手術は比較的簡単で、通常は局所麻酔を使って行われ、治療後すぐに食事や会話が可能です。

6. 人工歯(クラウン)の作成と取り付け

最後のステップは、人工歯(クラウン)を作成して、アバットメントに取り付けることです。人工歯は、患者さんの口にぴったり合うように型を取って作られます。見た目や噛み合わせを最適に調整し、取り付け後はほかの歯と違和感なく自然に見えるように仕上げます。

これでインプラント治療が完了です。インプラントは、天然の歯と同じように食べ物を噛んだり、笑ったりすることができるので、生活の質が大きく向上します。

まとめ

インプラント治療は、失った歯を人工の歯根で補う治療法です。治療の流れは、初回の診察・カウンセリングから始まり、インプラントの埋入手術、骨との結合、アバットメントの装着、最終的な人工歯の取り付けというステップを踏んで行われます。インプラントは、見た目や機能が自然で長期的に安定した結果を得られる治療法です。治療には時間がかかることもありますが、その分、治療後の満足度は高く、快適な生活を取り戻すことができます。